「海と山のあいだ」の主題は、神話以前の風景を写しとることにあります。★設定資料 がんばれゴンベ 金沢比呂司/園山俊二先生/土田プロダクション。海から始まり、自然と人間の営みが長い時間をかけて形成した熊野古道を伝って、山中へと辿る道のりが記録されています。砂の器 パンフレット 加藤剛、丹波哲郎。デジタルカメラや携帯で撮影された写真が氾濫する現代社会において、私たちが写真を見るという行為が情報の後追いとなってしまうことが多くなり、驚きをはらんだ視覚体験が困難になる状況が、鈴木に写真というメディウムに対して自覚的にならざるを得ない機会をもたらしました。アート・デザイン・音楽 REI KAWAKUBO comme des GARCONS。かつて熊野に神話的光景を見出した太古の人間が目にした風景、人間が脳を通して対象を読み取り、それらを意味づける以前の原風景を写し撮りたいと、鈴木は、光や風や音に反応してシャッターを押すという、外部からの揺らぎを制作に招き入れる手法をとっています。アート・デザイン・音楽 Carouschka's Tickets。